森を訪れた備忘録です。樹種判別など不正確な場合があることご承知おきください

森を見に行く 

愛知・海上の森

2023年03月18日

2005年に開催された「愛知万博」を機に、広く名が知られるようになった海上(かいしょ)の森。焼物で有名な瀬戸市に所在しています。焼物には良質の土とともに燃料が必要なので、丘陵地から山地の森林はかつて繰り返し伐採され、はげ山が多かったのだそうです。

千葉・安房神社

2023年01月23日

房総半島、かつての安房国。その一宮である安房神社は、半島南端の野島崎からほど近い沿岸の山裾に立地しています。伝承では、神話の時代、黒潮洗うこの地に四国・阿波国から祖先が渡り、「阿波」から「安房」の名をとって創建されたといいます。その古社を取り囲む、長い歴史を経てきた森林 を歩いてみました。

北山杉を探訪

2022年12月28日

北山林業は、室町時代応永年間(1394ー1427)に遡る、日本を代表するスギ林業のひとつです。茶の湯文化とともに発達し、江戸期以降、茶室や数寄屋建築の用材を提供してきました。

氷ノ山とその周辺

2022年11月03日

秋休みの続き。知人を訪ねるついでに、氷ノ山とその周辺のおもに天然林を回ってきました。兵庫・鳥取・岡山の3県にまたがる広いエリアを左回りに1周しながら、つまみ食いのように5箇所を訪問。

秋休み、最初の一日。瀬戸内海で淡路に次いで2番目に大きい面積150平方kmの島へ。森林のイメージはあまり強くありませんが、森林率は68%と香川県全体(47%)にあっては高い値です。年平均気温15℃、年降水量1,100mm という温暖少雨な気候の中、瀬戸内海で一番高い山(最高標高817m)もあり、複雑な地質・地形もあいまって多様な森を見ることができました。

白老・ポロトの森

2022年10月09日

北海道の中南部、太平洋に面した白老町。ウポポイ・国立アイヌ民族博物館が開設されたポロト沼の畔にクリの保存林(国有林・クリ遺伝資源希少個体群保護林)があると知り、秋の一日散策に出かけました。クリは道央まで自生していますが、アイヌの神話には和人の住む内地から移入したという話しがあるそうです。栽培技術の伝播があったのでしょうか?

阿寒 初秋の森

2022年09月10日

阿寒は、北海道の中でももっとも原生的な森林が残っていると言うことができる地域です。大径木・高蓄積の森にこれだけ近くアクセス(登山道から、ときに車道から) できる箇所はほかにありません。火山や湖の存在がつくりだす多様さも魅力です。

富山・宮崎社叢

2022年08月06日

富山・石川滞在の最終日、午前中少し時間があり、快晴の空を見てどこか歩きに行きたくなりました。この日の富山の最高気温は34度。低山日和とは言えませんが、海に近い立地なら、と選択。

ヒノキアスナロは、ヒノキ科アスナロ属(Thujopsis)に属する、アスナロの変種です。北海道の渡島半島南部から栃木県日光付近、および日本海側の佐渡から能登半島、という少し変わった自然分布をしています。青森では「ヒバ」と呼ばれて有名ですが、能登ではアテ(档)という地方名を持ち、独特の林業が形成されています。

幌加内・三頭山

2022年06月19日

天塩山地の南に位置する三頭山。幌加内町の市街や、雨龍研究林のフィールドからよく眺められる、緩い3つのピークを持つ山です。比較的低標高でつらなる天塩山地の中で、数少ない1000m峰(標高1009m )。